皆さんは膝の痛み大丈夫ですか?
今日は膝の痛みで多い変形性膝関節症についてお話していきたいと思います。
病院でこの病名を診断される方がとても多いです。
まず膝関節を構成するものとして、大腿骨、脛骨、膝蓋骨の3つの骨と、クッションの役割をする半月板があり、関節の安定性を保つために前・後十字靱帯、内・外側側副靱帯によって補強されています。
膝関節は荷重関節と呼ばれ体重を支えなければいけない重要な関節ですが、非常に不安定で適合性が悪いので半月板や靱帯などが非常に発達しており、関節の適合性を高めています。
荷重関節とは文字通り負担のかかる関節です。
膝には階段を降りるときや坂道を下る際は体重の約3倍の負荷がかかるともいわれ、ジャンプした際の着地時には6倍かかるともいわれています。
単純に50キロの体重の方で計算すると、階段を降りる際に150キロも負荷がかかることになります。
では、実際に変形性膝関節症の場合、膝関節でどのようなことが起こっているのか?
膝関節を構成する骨の周りには軟骨があります。
加齢によるものや、長い間膝に負荷をかけることでこの軟骨の弾力性が失われて擦り減りが起こり痛みが出てきます。
基本的に軟骨自体には神経が通っていないので、周りの関節包と呼ばれる滑膜に炎症が起こり痛みを出していると推測されます。
擦り減りがどんどんひどくなってくると半月板にまで擦り減りが起こり、骨に骨棘と呼ばれる変形が出てきます。
もっとひどくなると、軟骨よりも深層にある骨の擦り減りが出て、ここまでくると普通に歩いていても痛みを伴い歩行に支障が出てきます。
ここまでくると膝の運動制限まで起こってくるので、膝の人工関節置換をお勧めします。
これらの症状の場合、末期の症状でなければ鍼灸治療・手技療法・筋力トレーニングで対応していきます!
患者様の中にはどうしても手術を避けたいという方が多くいらっしゃいます。
お困りのようでしたらいつでもご相談下さいね!
Google検索で
上記クリックしていただけますと問い合わせや予約のお電話やてぃだ整体整骨院までの道のりがわかります!