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筋肉の仕組みと種類をわかりやすく解説!疲労や回復のメカニズムも紹介

2023.02.26

筋肉とは何か?日常の動きと密接な「筋」のはたらき

私たちが「歩く」「物を持つ」「姿勢を保つ」など、あらゆる日常動作を行えるのは、筋肉の働きがあってこそです。筋肉とは、体を動かすだけでなく、内臓を守ったり、体温を調節したりする重要な器官です。

筋肉の分類

筋肉には主に2種類あります。

  • 随意筋(骨格筋):自分の意思で動かせる筋肉。たとえば腕の力こぶ(上腕二頭筋)や太ももの筋肉(大腿四頭筋)などがこれにあたります。
  • 不随意筋(平滑筋・心筋):自分の意思では動かせない筋肉。内臓や血管の周り、そして心臓に存在し、生命活動を支えています。

特に骨格筋は骨と関節を動かすために不可欠な存在で、靭帯とともに骨と骨をつなぎ、動作の基盤を作っています。

筋肉の動き方「収縮の種類」

筋肉は、ただ身体を動かすだけでなく、「支える」「保つ」といった大切な働きも担っています。そのため、動いているときだけでなく、動いていないときでもしっかり使われているのです。

たとえば、筋トレでよく使われるダンベル運動をイメージしてみましょう。

① 求心性収縮(筋肉が縮みながら力を発揮する)

ダンベルを持ち上げるとき、腕の筋肉(上腕二頭筋など)は短く縮みながら力を発揮しています。これが「求心性収縮」と呼ばれる動きです。筋肉が収縮することで関節が曲がり、身体のパーツが動きます。

👉 例:肘を曲げてダンベルを持ち上げる動作。

② 遠心性収縮(筋肉が伸びながら力を発揮する)

ダンベルをゆっくり降ろすとき、筋肉は引き伸ばされながらもブレーキをかけるように力を出しています。これが「遠心性収縮」です。筋肉にとって最も負荷がかかりやすく、筋肉痛の原因になるのもこの動きです。

👉 例:ダンベルを降ろすときにゆっくりコントロールしている状態。

③ 等尺性収縮(筋肉の長さを変えずに力を発揮する)

ダンベルを肘の角度90度で止めたままキープしていると、筋肉の長さは変わらずに力を出し続けています。これが「等尺性収縮」です。動きはないけれど、姿勢を保ったり、バランスをとったりする時に使われる非常に重要な収縮です。

👉 例:重たい荷物を持ったまま動かずに耐えている状態。


筋肉は「動かす」だけじゃない

このように、筋肉は「動かす」ためだけでなく、「姿勢を保つ」「関節を安定させる」など、私たちの身体を正常に機能させるために、さまざまな場面で働いています。

たとえば、長時間座ってパソコン作業をしている時、ほとんど動いていないように見えても、背中や首、肩周りの筋肉は等尺性収縮で姿勢を支えてくれているのです。動いていないのに疲れるのは、こうした筋肉の働きによるものです。

実は日常の中にある“見えない筋トレ”

私たちは、知らず知らずのうちに筋肉を酷使しています。たとえば長時間のデスクワークや、スマホをのぞき込む姿勢。これらは動いていないように見えて、筋肉は常に姿勢を保つために働いています。

特に「等尺性収縮」が続くと、筋肉は血流が悪くなり疲労がたまりやすくなります。その結果、「肩こり」「腰の重だるさ」「頭痛」などさまざまな不調につながってしまいます。

筋肉の健康=体の健康

筋肉が硬くなると関節の可動域が狭まり、日常の動作もぎこちなくなります。また、血流やリンパの流れも滞るため、代謝が落ちて太りやすくなったり、免疫力の低下にもつながります。

だからこそ、筋肉のケアはとても大切です。ストレッチや軽い運動、定期的なマッサージなどで、筋肉の柔軟性と血流を保つことが健康維持の第一歩になります。


🧘‍♂️ 全身のバランスを整えるストレッチ法

① 肩・首まわりのストレッチ(デスクワークにおすすめ)

✔ 首の横伸ばしストレッチ

  1. 背筋を伸ばして椅子に座る
  2. 右手で頭を左側に倒すように引っ張る
  3. 左の首筋が伸びているのを感じながら20秒キープ
  4. 反対側も同様に

🔹ポイント:肩が上がらないようにリラックス。首をゴリゴリ回すのはNGです!


② 背中・肩甲骨まわりのストレッチ(猫背や巻き肩に)

✔ 肩甲骨はがしストレッチ

  1. 両手を肩の高さで前に出し、手のひらを合わせる
  2. ゆっくり手を前に押し出しながら背中を丸める
  3. 肩甲骨の間が伸びているのを感じたら20〜30秒キープ

🔹ポイント:呼吸を止めずに深呼吸を意識しましょう。


③ 腰・骨盤まわりのストレッチ(立ちっぱなし・座りっぱなしに)

✔ 腰ねじりストレッチ

  1. 仰向けに寝て、両膝を立てる
  2. 両膝をそろえて、左右どちらかにゆっくり倒す
  3. 腰が気持ちよく伸びているところで30秒キープ
  4. 反対側も同様に

🔹ポイント:肩が床から浮かないように注意。


④ ふくらはぎ・足裏のストレッチ(むくみ予防にも)

✔ ふくらはぎ伸ばし

  1. 壁に手をつき、片足を後ろに引く
  2. 後ろ足のかかとをしっかり床につける
  3. ふくらはぎが伸びているのを感じたら30秒キープ
  4. 反対側も同様に

🔹ポイント:かかとは浮かせず、膝をまっすぐに!


⑤ 太もも・股関節のストレッチ(骨盤の歪み改善に)

✔ 太もも前側ストレッチ

  1. 立った状態で壁やイスにつかまり、片足の足首を持つ
  2. かかとをお尻に近づけるようにして前ももを伸ばす
  3. バランスが取れない時は椅子や壁に手を添える
  4. 反対側も同様に20〜30秒キープ

🔹ポイント:背筋をまっすぐにキープしましょう。


🌟 ストレッチの効果を高めるコツ

  • 深呼吸をしながら 行うことで、副交感神経が優位になりリラックス効果UP!
  • 毎日朝・夜の2回を習慣にすると筋肉の柔軟性が保たれます。
  • 入浴後の温まった状態で行うと、より効果的です。

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