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ヘルニアについて

2018.12.07

堺市西区 整骨院 てぃだ整体整骨院が解説する 腰部椎間板ヘルニアについて

まず、ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を指します。有名なところでは、臍ヘルニア(でべそ)、鼠径ヘルニア(脱腸)があります。これが背骨の椎間板に起こった場合を椎間板ヘルニアといいます。

腰や臀部に痛みが出現し、下半身にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。痛みのせいで背骨が横に曲がり、動きにくくなり、重い物を持ったりすると痛みが強くなる事があります。

椎間板とは、線維輪と髄核でできており、背骨をつなぎ、クッションの役割を果たしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出現します。加齢などにより、変性した椎間板が断裂して起こります。

悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでもヘルニアが起こりやすくなることが知られていますが、腰椎と胸椎は体の構造上負担がかかりやすいので、好発部位といえます。20歳~40歳代の男性に多くみられます。椎間板は、10歳を過ぎたころから老化が始まります。激しいスポーツや遺伝、ストレスなどが深く関与している事もあります。

検査方法として、MRIが代表的ですが、CT検査や造影剤を注射する検査なども行われます。筋力検査や感覚検査などの神経的な所見も加味して、椎間板ヘルニアが診断されます。

ヘルニアの治療法としては、観血的療法と保存療法に分けられます。観血的療法とは手術の事を指し、保存療法はそれ以外の事を指します。保存療法は神経の圧迫を直接取り除くわけではないので、どちらかと言えば痛みなどの症状に対する対処療法となります。症状が激烈な場合を除いては保存療法を行う事が一般的です。

椎間板ヘルニアは、3つのメカニズムで神経に障害を生じる為、痛みを感じることになります。

①椎間板突出による神経圧迫

一番の痛みの発生原因は、椎間板に体重などの圧が加わり、椎間板が強く押し出され、後ろにある神経を圧迫してしまうからです。ヘルニア部分が大きく硬いと痛みが強くなります。

②神経周囲の癒着

二番目の痛みの発生原因は、膨れた靭帯、もしくは飛び出た椎間板が、神経と癒着を生じ、神経の滑りが悪くなってくるからです。長い間、神経がヘルニアと接触していると、粘性の高いフィブリン等が出現し、癒着が増強し、神経が動けなくなってきます。本来は、脊柱管内で自由に動くべく神経の滑走性は低下し、神経に引きつれや歪みが起こってきます。

③神経の炎症または機能低下

参番目の痛みの発生原因は、神経の周囲が充血炎症したり、神経の機能が低下して神経麻痺・しびれなどを生じている場合が挙げられます。充血炎症は、初期の急性疼痛であり、疼痛化学物質の出現によります。

 

堺市西区 整骨院 てぃだ整体整骨院が解説する 腰椎ヘルニアの保存療法

①ストレッチ

ストレッチとは「伸びる」という意味があるように、筋肉を伸ばす運動を行ないます。 その際、筋肉が動く事によって、血液循環がよくなったり、副交感神経が刺激される事によりリラックスしたりなどの効果が期待できます。硬く緊張していた筋肉は、引き伸ばされることによって緊張が緩和し、体が伸びやすくなり柔軟性がつきます。それにより、血行促進・柔軟性の向上・神経機能の改善・疲労の除去などが期待できます。

これを聞くと、腰周りの筋肉だけを伸ばせばいいと思ってしまう方がおられると思います。しかし、腰周りだけでなく股関節に付着する多くの筋肉もストレッチする必要性があります。ストレッチただするのではなく、必要性やどこの筋肉をストレッチしたらいいか、効果があるのかの理由を知っていることが大事です。意味が分かってやることで、実際に筋肉に及ぼすリラックス効果やストレッチに対するモチベーションも上がります。

股関節とは、骨盤と大腿骨を繋いでおり、股関節の曲げ伸ばしだけでなく、股関節を軸に体をひねったり、足をすぼめたりと複雑な動作をすることができます。実は人が足を思いのまま動かせるのは、股関節がソケット型になっているからなんですね。股関節は骨盤と大腿骨の要にあたるので、ここに痛みが出現してしまうと、体を動かす動作がかなり制限され、他の部位に負担がかかり、体のバランスも不安定になってしまい腰などに痛みがでる可能性がでてきます。なので股関節が滑らかに動くことが腰痛を解消することになるので、股関節周りのストレッチは重要です。

他にストレッチしないといけない重要な筋肉の1つが、背中から腰にかけて通っている大きい筋肉(背骨のすぐ横にある触れる筋肉)の脊柱起立筋です。 姿勢の維持や背中を反る動作などで活躍する筋肉です。重要な筋肉の2つ目は、ハムストリングスです。腰の筋肉は背骨と骨盤を結んでいる物が多くあります。 そのため、骨盤に付着している筋肉が硬くなってしまうと、腰の筋肉にもストレスがかかってしまい疲労が溜まりやすくなってしまうのです。 なので太ももの裏側の筋肉であるハムストリングスと呼ばれる筋肉もストレッチする重要な筋肉です。特に股関節に付着している筋肉の柔軟性は、腰痛にすごく関係している事を覚えておいてくださいね。

ストレッチをするペースですが、長時間行う必要はありません。腰痛の酷さにもよリますが、朝と夜の寝る前の1日2回ぐらいのペースで大丈夫です。ただ、ストレッチはやってすぐに効果が出るというものではないです。2週間くらい毎日すると、ちょっといつもと違う感覚が感じられ、1カ月くらいすると体の柔軟性の変化に実感されると思います。それを3カ月くらいするとにより、筋肉が伸びるようになってきます。なので根気よく続けることが大切ですね。しかし痛みを我慢してまで行うのは厳禁です。痛みが強い場合は、ストレッチを完璧にやらなくても大丈夫です。腰の痛みで膝を左右180度まで動かせなかったり、膝を抱え込もうとしても痛みがでり、膝が胸に着かない場合は中止しましょう。コツコツ続けているうちに徐々に可動域が広がっていくので、無理のない範囲で行うようにしましょう。むしろ痛みを我慢してやるのは厳禁です。

ストレッチを続けていき、よくなっているという感覚をでてきたら、次に筋肉トレーニングも取り入れていきましょう。腹筋や背筋の筋力が低下すると、背中~腰に負担がかなりかかるため、腰痛や椎間板ヘルニアが発症する一因になります。なので腹筋や背筋の筋力トレーニングをすることで、腰の痛みを和らげるとともに、再発のリスクも軽減させることが可能です。ただし、これも痛みのない範囲で、ゆっくりと行うことが大切です。回数も状態に合わせて最初は無理しない程度で5回ずつでも大丈夫です。腰の痛みに合わせて少しずつ回数を増やしていきましょう。

なので数日続けただけで、ストレッチや筋トレで痛みが軽減されないという思い込みはやめましょう。腰痛に悩んでいる人の中には、ストレッチや筋トレのやり方を知っていたとしても、どこかで「ストレッチと筋トレで腰のヘルニアは治らない」や「ヘルニアを治すにはブロック注射や手術などの痛みを伴う治療が必要」と思っている人が多いのではないでしょうか。

確かにそれも一つの考えです。しかし、シンプルなストレッチや筋トレでも、毎日続けることによって、効果を発揮していきます。腰痛に悩んでいる人はお試しあれ!

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