姿勢の歪みがコリの原因⁈
2019.04.24
当院では姿勢のバランスを重要性し根本的な治療をおこないます。
痛みの出ている場所だけを診るのではなく、全体的な視野で物事を捉えていき本当の原因を見極めることをおこないます。それでないと症状を完治することは出来ません。
姿勢のバランスには当然ですが筋肉のバランスが関係してきます。
人体には約650個の筋肉が存在します。
全体で体重の約40%~50%を占めます。
筋肉と筋膜との関係性も重要です。筋膜とは名前の通り筋肉を包んでくれている膜のようなものです。筋膜がよじれてしまったりすりと、中に包まれている筋肉が上手く使えなくなってしまうのです!
逆に1箇所の筋肉ばかりに負担がかかってしまうとそこに関係する筋膜の動きも悪くなってしまうのです、、
筋肉は縮んだり伸びたりすることで力を出したり緩んだりすることができます。もともとがバランスの取れた正しい長さの筋肉であれば縮むにしろ伸ばされるにしろどちらに対しても大きな動きが可能です!
しかし、猫背の前かがみの姿勢をとっていたり、いつもパソコンやスマホを使っていたり、頬づえをつくクセがあったり、座っている時にどちらかの足ばかりを組むクセがあったり、立っている時にどちらかの足だけに体重をかけていたり、どちらかだけに身体をひねる動作が多かったり…などなど。
そうすると、普段の姿勢の悪さから筋肉のバランスが崩れて、縮んで短くなってしまった筋肉は硬くなり柔軟性が無くなります。
また正常な長さよりも伸びてしまった筋肉はまるで伸びたゴムのようになってしまいます。そうなると力を発揮しづらくなり筋力が低下してしまいます。
重要なのは、正しい姿勢でバランスのとれた効率の良い筋肉の使い方をするということです!
またいつも力が入り緊張して頑張っている筋肉は、短く硬くなります。
これがいわゆる「こり」を生じるわけです。
「こり」は筋肉が緩むことなく収縮し続けることで血流が悪くなり酸素が運ばれなくなり筋肉を緩める働きをするアデノシン三リン酸が不足することで筋肉が縮んだ状態が続き元に戻らなくなり、痛みも出てしまうというわけです。
なので「こり」を改善するには血流の流れを良くしなければなりません。
筋肉のストレッチも効果的です。
硬くなった筋肉に対して軽く伸ばし、緊張を感じるポイントで30秒~60秒持続します。その後30秒ほど休みをおいてから、再び同じように30秒~60秒伸ばします。
これをまずは3回繰り返すと良いでしょう。お家でも実践出来る簡単なストレッチ等もアドバイスさせていただきます!
頑固な「こり」にお悩みの方は、筋肉のバランスを見直してみると良い変化が現れる可能性がありますよ!
体の歪みに効果的なトレーニングについては→こちら!
変形性膝関節症
2019.04.13
皆さんは膝の痛み大丈夫ですか?
今日は膝の痛みで多い変形性膝関節症についてお話していきたいと思います。
病院でこの病名を診断される方がとても多いです。
まず膝関節を構成するものとして、大腿骨、脛骨、膝蓋骨の3つの骨と、クッションの役割をする半月板があり、関節の安定性を保つために前・後十字靱帯、内・外側側副靱帯によって補強されています。
膝関節は荷重関節と呼ばれ体重を支えなければいけない重要な関節ですが、非常に不安定で適合性が悪いので半月板や靱帯などが非常に発達しており、関節の適合性を高めています。
荷重関節とは文字通り負担のかかる関節です。
膝には階段を降りるときや坂道を下る際は体重の約3倍の負荷がかかるともいわれ、ジャンプした際の着地時には6倍かかるともいわれています。
単純に50キロの体重の方で計算すると、階段を降りる際に150キロも負荷がかかることになります。
では、実際に変形性膝関節症の場合、膝関節でどのようなことが起こっているのか?
膝関節を構成する骨の周りには軟骨があります。
加齢によるものや、長い間膝に負荷をかけることでこの軟骨の弾力性が失われて擦り減りが起こり痛みが出てきます。
基本的に軟骨自体には神経が通っていないので、周りの関節包と呼ばれる滑膜に炎症が起こり痛みを出していると推測されます。
擦り減りがどんどんひどくなってくると半月板にまで擦り減りが起こり、骨に骨棘と呼ばれる変形が出てきます。
もっとひどくなると、軟骨よりも深層にある骨の擦り減りが出て、ここまでくると普通に歩いていても痛みを伴い歩行に支障が出てきます。
ここまでくると膝の運動制限まで起こってくるので、膝の人工関節置換をお勧めします。
これらの症状の場合、末期の症状でなければ鍼灸治療・手技療法・筋力トレーニングで対応していきます!
患者様の中にはどうしても手術を避けたいという方が多くいらっしゃいます。
お困りのようでしたらいつでもご相談下さいね!
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肘内障について
2019.04.13
お子様と遊んでいて、お子様が急に泣き出して腕を痛がるということはありませんか?
それは、「肘内障」という肘の脱臼かもしれません!大丈夫だと簡単に判断せず、症状を一つひとつ確認していきましょう!
肘内障とは?
幼児の肘関節の亜脱臼であり、肘を伸ばした状態で捻ったり、引っ張られたりする事で発生します。多くは5歳以下の幼児に見られ、肘の靭帯から肘の外側の骨が外れる事で起こります。完全に外れていないといっても、放っておいて治ることはほとんどなく、多くの場合は治療が必要になります。
どんな症状?
急に肘や腕を痛がり泣き出します。軽く肘が曲がった状態で、腕を全く使おうとしなくなるので、そこで骨折や脱臼を疑います。
どんな時に起こるの?
多くは、手を繋いで歩いていて、お子様が転びそうになったところを手を引っ張って立たせたり、両手を繋いでグルグル回して遊んでいた時など、お子様の手を引っ張る事で起こります。橋を伸ばしたままの転倒や、体に腕を挟んで捻ったりなどでも見られる事があります。
治療法は?
徒手整復を行います。麻酔を使わず比較的簡単に関節を整復する事が出来ます。骨が元の位置に戻ると、泣き止んですぐに腕を使うようになります。それでも使わなかったり、泣きやまない場合は、肘の骨折や鎖骨の骨折など、他の原因を疑います。
堺市西区のてぃだ整体整骨院で実際にあった症状と治療の実際を解説します。
4歳のお子様とお母さん、おばあちゃんが来院。急に泣き出して、腕を痛がって全く使おうとしない。
プールに行って、帰ろうと腕を引っ張った時に泣き出したという事でした。
その内容から肘内障と判断し、早速整復にうつりました。お子様は腕を触らせようとしないので、お母さんの協力を得て、動作の確認と痛みの確認を行いました。
触診から肘の外側に膨らみを感じたので、肘内障と判断し整復。関節が元に戻ったのを確認したところで、お子様本人に痛みの確認。まだ泣いている様子だったので、頑張ったご褒美に飴をあげました。痛がっていた方の手で取るように促すと、サッと手が出てきました。
これで整復完了の確認が出来たので、炎症を抑える為のアイシングと、シップを貼るなどの自宅で出来る処置を指導しました。心配ならレントゲン撮影などを行う事を伝え帰ってもらいました。
一度関節が抜けると靭帯が緩んでしまい抜けやすくなる事もあります。5歳以上になって靭帯が強くなっても強く引っ張る事はオススメしません。注意が必要になる事もあるので、施術後の経過と指導まで行う事が重要です!
もし、あなたの身の回りにそういう事が起こった時、慌てず状況を確認し、医療機関の担当者に伝える事が重要になります。
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小児鍼とは?
2019.03.30
昔からよく耳にする「小児鍼」ですが、実際はどういうものなのか?
堺市西区のてぃだ整体整骨院が実際の症状と治療について解説していきます!
まず、小児鍼(小児はり)とはどういうものなのでしょうか?
小児鍼に使われる鍼
一般的に使われている鍼は、鍼の先がきわめて細く、長さは多種多様ありますが、小児に使うとなると長すぎる場合も多いです。また、刺入し目的となる部分までの深さを求めると、小児には刺激が強すぎるので、このような鍼灸治療は致しません。小児鍼とは、基本的には刺さない鍼治療を行います。ローラー鍼や集毛鍼といった鍼ではなく突起のついた物で皮膚を刺激する事を行います。
小児鍼が行われる症状について
小児鍼を行う症状について大きく3つに分ける事ができます。
①かんのむし(疳の虫)
乳幼児期の夜驚症や夜泣き、引きつけ(けいれん)などの神経的な症状。夜驚症とは、一般的に聞かれる夜泣きとは違い、深い睡眠の途中で3歳~7歳くらいの幼児が泣き叫ぶ症状の事を言います。脳の一部だけが起きている状態なので、声をかけても反応はしませんし、翌朝聞いても本人は覚えていないケースがほとんどだと言います。心の状態と密接にかかわると推測されるので、リラックスや神経を鎮める効果のある小児鍼は効果的といえます。
②夜尿症
夜尿症の原因は、「子供の性格」や「保護者の育て方」の問題といわれる事がありますが、これは誤った考え方であるといえます。ホルモンや膀胱、睡眠障害、心理的ストレス、臓器異常などが原因として考えられています。
③小児の疾病治療
アトピーなどの皮膚疾患や下痢、便秘なども、自律神経が乱れる事で起きると考えられています。皮膚は「第三の脳」といわれ、脳内物質を受け取る受容体が存在し、様々な感覚をキャッチする神経が備わっていることもあります。
実際の治療経過について
1時間に1回以上夜泣きがあるというお子様が来られました。泣きすぎて喉は枯れて、声に力もないほどでした。お母さんが連れて来られたのですが、夜泣きがひどいことで夜も眠れず、お母さんも疲れ果てた顔をされていた事を今でも覚えています。治療内容としては、ローラー鍼を前腕、下肢、腹部、背部を接触鍼にて刺激すると言う物です。1回だけではなかなか効果を感じない事もあるので、継続しての治療をお勧めしています。最初は、されるのが怖いので、余計に泣かれる事もありますが、皮膚をさすったりする程度の刺激なので、慣れてくると寝てしまうお子様も多いです。3回ほど治療を続けていくと、泣く間隔が3時間に1回程度にまで減少する事になりました。お母さんも寝れるようになり、とても喜んでもらえました。
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胃腸の調子が悪い人
2019.03.27
私たちは、毎日の食事から生命の維持に必要なエネルギーを摂取しています。栄養素を体内に取り込み、エネルギーに換える役割を担う胃腸の健康がいかに重要かはいうまでもないでしょう。
体質的に胃腸の働きが弱い人だけでなく、ストレスや食生活の乱れによって胃腸の不調を訴える人が増えているのをご存知でしょうか?
胃腸の働きには自律神経が大きく関与している為、疲労や寝不足、寒さや暑さ、不安・悩みなどのストレスなどに大きく影響を受けてしまいます。気候や社会環境、年齢などの変化に対して敏感な臓器ということになります。
自律神経と胃腸の関係
自律神経とは、自分の意思とは関係なく、呼吸や心拍、消化などの機能をコントロールする働きがあります。活動的な時に働く「交感神経」と、リラックス時に働く「副交感神経」の2つがあります。通常は両方がバランスをとって健康が保たれています。しかし、日々の生活の中でどちらかが優位になり過ぎるとバランスが乱れてしまい、胃腸が正常に機能しなくなり、様々な不調をきたしてしまいます。特に、腸の動きは自律神経のバランスが重要で、崩れると下痢や便秘になりやすくなります。通常胃腸は、リラックス神経の「副交感神経」が優位に働くと動きが活発になり、逆に活動的な「交感神経」が優位に働くと動きは低下します。
交感神経が優位になり過ぎると・・・
ストレスや過労などにより交感神経が優位になり過ぎると、胃の働きが鈍くなり消化力が低下し、胃もたれを起こします。
副交感神経が優位になり過ぎると・・・
運動不足や不摂生なぢにより副交感神経が優位になり過ぎると、胃酸の分泌が過剰になり、胃の粘膜を荒らしてしまいます。
最近増えている胃腸の病気として、「過敏性腸症候群」が挙げられます。下痢や便秘を慢性的に繰り返し、ストレスなどが原因で引き起こされていると言われています。緊張するとお腹が痛くなる・・・といったことと似たような事です。
東洋医学と胃腸の病気
「気」は胃腸の働きで作られていると考えられています。生命活動を営むエネルギーで、西洋医学でいう免疫力にもあたります。「気」にもいろいろな種類がありますが、衰弱すると抵抗力も弱まり、外部からの病因の侵入を跳ね返す事が出来ずに病気になりやすくなります。なので、胃腸を健やかに保つ事は、免疫力を強くし、日々の健康を守る上でとても重要になるのです。
ストレスで胃腸の働きが低下している場合は、「気」を補うだけでなく、生活習慣を見直し、「気・血・水」のバランスを整える事で巡りを改善させることも大切です。
堺市西区のてぃだ整体整骨院では、症状だけでなく、問診などから根本的な原因を分析し治療にあたります。
東洋医学的アプローチも視野に入れ、沢山の方に元気になってもらえるように取り組んでいきます!
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頚椎捻挫(むち打ち)
2019.03.16
今回は頚椎の損傷機序の一つ、むち打ち損傷に、実際なってしまった患者様がどのような治療経過をたどり、
良くなっていったかについて堺市西区のてぃだ整体整骨院が解説します。
まず、むち打ち損傷とは突発的な大きい力が加わり首周囲に存在する組織に傷がつき痛みがでます。
外傷直後から症状が生じることもありますが、数時間から数日の間をおいてから症状が明らかになることもあります。
肩の痛みや頭痛などと首周辺にも痛みを生じ、首の運動が制限されることもあります。
痛み以外にもめまい、耳鳴り、手の痺れや吐き気なども出現します。
では、実際に来院された患者様はどうだったのか。
首を回旋してもらうと背中に、特に肩甲骨内側、外側上部に疼痛が誘発されました。
次に、腕を90度以上に挙上しても、肩甲骨外側上部と肩部外側に疼痛が誘発され、疼痛を言葉にすると電気が走るような痛みとのことです。
これは神経からの疼痛を示唆しました。頚椎部神経根圧迫症状の有無を鑑別する必要がありましたので、検査法としてはスパーリングテスト・ジャクソンテストを行いました。
スパーリングテストとは?
頚椎の椎間孔圧迫試験で、患者をベッドに座らせ、頸部を患側に側屈し、検者は両手を頭頂部に置いて圧迫を
加えます。健常者には疼痛は誘発しませんが、頚椎部に神経根圧迫が存在する場合は、患側上肢に疼痛が誘
発、増強または痺れ感が放散します。
ジャクソンテストは2種類について?
まず、ヘッド コンプレッション テストで、患者の背後に立ち、患者の頸部を側屈、前屈または後屈させて頭頂部に
圧迫を加えます。神経根刺激症状がある場合は上肢に放散痛が誘発されたり、疼痛が増強します。
次にショルダー デプレッション テストで神経伸長検査となります。
ヘッド コンプレッション テストと同様な位置で、一方の手で頚椎を健側に側屈させ、他方の手を肩の上に置き、
その肩を引き下げます。神経根刺激症状がある場合は上肢への放散痛が誘発したり疼痛が増強します。
てぃだ整体整骨院治療ケース
その患者様の検査結果は、すべて陽性でした。
放散痛が強く出た箇所は肩外側に顕著でした。また、肩外転90度以上で疼痛が増強し、その際、肩甲骨内側、
腋窩より少し下辺りで疼痛が見られる事を考慮して三角筋、前鋸筋の支配神経である腋窩神経、長胸神経の
損傷または狭窄が疑われます。
首の骨を頚椎といい、それが全部で7個あるのですが、その頚椎の神経レベルはC5~C7でした。損傷レベルの
推察がある程度出来たので、これから治療に入ります。
頸部に対するアプローチ法は、やはり近辺の筋肉の弛緩、関節可動域の拡大を目指していき、神経根の圧迫を
除去する手技を行います。
それと共に肩外転を支配する腋窩神経を刺激する為に腋窩から指圧しながら肩の外転運動を痛みが増強し
過ぎない所まで行います。
その後、超音波療法を行います。ただこの時、炎症はしていないので、首を回旋しながら超音波を施しました。
超音波の効能で関節可動域の拡大がありますが、こうする事でより多く関節の動きを得れる効果があります。
治療終了時に頸部の運動痛と肩・肩甲骨の疼痛のでる可動域を再確認したところ、運動痛は軽減されました。
肩・肩甲骨の外転による神経痛はまだまだ痛いという結果でした。
これらの治療法を継続して行った結果、現在は頸部に疼痛はなく、肩は耳の横まで外転が可能になりました。
ただ、外転時に肩甲骨外側上部に神経痛がまだある状態です。神経根圧迫症状は治療に根気がいる症例なの
で完治するまで継続していっています。
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鍼灸治療でリウマチにも??
2019.03.05
リウマチとは、免疫の異常により主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。進行すると、骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなったり、日常生活に大きな制限が出ます。また、炎症は関節だけでなく、目や肺などの全身に広がる事もあります。
堺市西区にあるてぃだ整体整骨院では、根本治療のひとつとして鍼灸治療で東洋医学的アプローチを行っています。
初期症状
リウマチのかかり始めには、熱っぽい・体がだるい・食欲がないなどの症状が続いたり、朝方に関節の周囲がこわばるなどの事があります。その後、小さな関節が腫れ、やがて手や肘、肩、足首や膝、股関節などの全身の関節に広がっていきます。
原因
人の体には、細菌やウイルスなどの外敵から体を守る仕組みがあります。これを免疫といいます。免疫が異常を起こし、関節を守る組織や細胞、軟骨や骨などを外敵として攻撃し、壊してしまうことがリウマチです。自己免疫疾患と呼ばれ、体質的にかかりやすい人が何らかの原因によって発症すると考えられています。現在はまだよくわかっていませんが、細菌やウイルスの感染、過労やストレス、喫煙、出産やけがなどをきっかけに発症する事があります。
男女比では女性がかかりやすく、30~50歳代で多く発症しています。日本のリウマチ患者の数は70万~100万人ともいわれ、約0.5~1.0%の割合で発症していると言われています。
症状
大きく分けて3つあります。①全身症状②関節に起こる症状③関節以外に起こる症状です。
まず、
①全身症状として
微熱や体重減少、貧血、リンパ節の腫れ、目や口が渇いたり、息切れ、だるさ、疲れを感じる事もあります。
②関節に起こる症状として
(1)朝のこわばり
特徴的な症状で、特に朝に強く現れます。悪化すると長く続きます。症状の判断材料にもなるほどの特徴的な症状です。
(2)関節炎
関節が熱っぽくなって腫れ、動かすと痛みが強くなります。手首や手の指の付け根、第二関節、足の指の付け根などの小さな関節のほか、足首、肩、肘、膝、股関節などの関節に起こる事もあります。左右対称に起こったり、いろんな場所に移動するのが特徴です。
(3)関節水腫
関節が炎症を起こすと、関節の中にある液体が増えて、関節内に溜まる事があります。膝に起こると、お皿の周りが腫れたり、膝の裏側が腫れたりします。
(4)関節変形
進行すると、関節が破壊され、筋肉も委縮するなどして関節が変形します。外反母趾のような形や、手足の指が外側をむく尺側変形などの独特な変形が見られ、これらは総じてリウマチ変形と呼ばれます。
③関節以外に起こる症状として
(1)リウマトイド結節
肘や膝等に出来やすく、大きさは米粒から大豆程度までありますが、痛みはありません。
(2)肺障害
リウマチ肺とよばれる間質性肺炎や肺線維症は、症状として息切れや空咳などがみられます。
(3)二次性アミロイドーシス
強い炎症が長く続くと、アミロイドというたんぱく質が体のあちこちに溜まるようになります。腸管にたまって下痢をおこしたり、心臓にたまると心不全、腎臓では腎不全の原因になります。
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