何もしていないいのに肩こりになるのはどうして?
肩の負担はなにやろうと考えてみますと、重力によって影響する頭の重みを支える事と腕をぶら下げている負担のこの2つの負担になります。
実は身体の中で『なぜ、肩がこるのかってって言う理由』のひとつに『腕をぶらさげているから』なのです。足は下についている関節なのだけれども重みと地面の間に挟まった状態なので股関節って言うのは足をぶら下げていません。片足を上げたら、足あげた方はぶら下がった状態なのだけれども、そのときだけ。実は肩っていうのは『腕をいつもぶら下げている状態』しかも関節の構造を見てもらったらわかる様に小さいお皿に大きい丸いのが乗っかっている訳です。上腕の関節の肩関節の部分はそうなっています。そして肩関節は筋肉でぶら下がっている状態で『実は腕はずっとぶら下がっている状態』手は、プラス頭の重みとサンドイッチされた状態で引っ張られるのと頭の重みを支えるためには筋肉縮こまらなければいけないのでその両方に挟まれた肩は『伸びるのと、縮むのと両方かかっている』その状態であるので『肩っていうのは疲れやすい』
これをもうひとつだけ詳しく言いますと、筋肉トレーニングしている人はよく使うテクニックなのですが筋肉って言うのはいちばん伸びた状態からいちばん縮こまった状態のできるだけ可動域の範囲で運動する事によって効率よくトレーニングが出来ます。これは単純に筋肉が伸びた状態から縮こまるって言う単純な運動のひとつ
より負荷をかけよう思った時にどうするのかって言うと、『縮こまる力に対して伸びていく方向にも力を加える』要は腕をぐ〜と曲げていってチカラ入れていってる時に、逆に遠方に押そうとするとするチカラ
これは、筋肉が収縮しながら伸長させていく状況で実はこれが1番『筋肉へのダメージが大きい』
縮こまろうとしている状況で伸びようとするチカラが加わった時って言うのは筋肉への負担がいちばん大きくなる運動で筋肉を大きいするためには
単純な収縮運動をさせるより、縮こみながら伸びていく様な運動をすれば良い、だから5kgしかダンベル持てない人が10キロのダンベル無理やり持つけれど持たれへんから曲げて持っていても重みで筋肉が伸びていってしまう。
縮こまりながらダンベルが重すぎで伸ばされていく状態な訳でこの無理矢理伸びていく時に出来るだけ我慢してゆっくり伸ばすと『筋肉が1番ダメージを受けて』筋肉が大きくなるトレーニングになる。
収縮時にたくさんのチカラを入れる事よりも筋肉が伸びていく方向にチカラが加わる事が筋肉にストレスを与えてダメージを与える筋繊維をたくさん破壊する。
という事は?
肩の関節の構造上、肩と言うのは『いつも重みで引っ張られながら、頭の重みで収縮が加わっている状態』なので『最大限の筋トレ』をしている様な状況が生まれてしまう。
だから、みんな疲れている。『何にもしてないのに』って言うけど『いや、なんにもしてない事ないよ』地球上に生きてる限り重力がかかっている
そして肩っていうのは人間の身体の中で『唯一いつも腕をぶら下げている』腕の重みを吊り下げながら、上の頭の重みを支えている。だから筋肉か引っ張られながら、縮こまっている状態、コレって筋肉にチカラの加わり方が1番ダメージ与えでいる、それが実はいつも肩にかかってる、『何にもしていない』どころじゃないですよ!って話です。
もっとわかりやすくイメージするのであれは?
腕の重さどれくらいのあるのかと言いますと体重の8%片腕だと4% 80kgの人だと6kg少しいつも持っている、そして頭の重さは体重の8%同じくらいかかっているので
6kg少しの頭と重さと左右両方の手の腕合わせ6kg少しの重さが、上から支えて下から引っ張られている状態か実は『肩にかかっている』状態。
筋トレで言うと『縮みながら伸びていく、伸びながら縮こまろうとするこの両方のチカラかかった状態』をいつも実は肩ってかかっているんです。
これでもあなたは『なにもしていない』って言えますか?
何にもしていないのに、肩凝って肩凝ってしゃ〜ないってみんなだいたい言われますが『いえ、実はしていますよ』って話なんです。