増えている猫背、猫背になる原因
むかしは小さい子供の時から猫背になっている方とか仕事で職業柄机に向かってデスクワークの方々などが猫背の姿勢になっていたりしていましたが、急速な電子機器の発展により携帯電話から進歩したスマートフォンやアイパッド、持ち運び可能な軽量のパソコンなどが簡単に手に入る様になり、職場の机の上以外にも電子機器の液晶画面をさまざまな場所で見ること出来る時代になり、非常に便利なので文字で会話したり仕事で使ったり調べ物をしたりショッピングしたりゲームをしたり動画を見たりして欠かすことのできない物になってしまいました。
スマートフォンを持っている人が外出する時に持って出かけないことはあり得ません。
家でテレビを見るのではなく家のパソコンを使うのではなく家のどこでも簡単に気兼ねなく便利に使えるので家でもスマートフォンを見てしまう事が多くなって来ているのではないでしょうか?
その結果、首や背中を液晶画面を見るために前に傾ける事が非常に多くなっています。
真っ直ぐ立ってみているとか背筋を伸ばして見ている事、ほぼないですよね。
首や背中が長時間前傾(首や背中が前に傾いている事)していると正常な姿勢である時間が減り前傾している時間が多いため、前傾姿勢に身体が凝り固まって来てしまいます(前傾姿勢を維持していた身体を支えている筋肉や関節がその状態で凝り固まる)。
そのため正常な姿勢に戻す時に前傾姿勢が多ければ多いほど基に戻しにくくなっており場合によっては背中、首、肩、腕などに痛みを伴う事もあります。
猫背は身体とってマイナス
猫背になってしまうと脳が身体のバランスを取るために膝を少し曲げてしまう事になり、首も少し上に上げてしまう事になり膝や首が正常な状態でなくなるため膝や首に辛い症状が現れる。
猫背になると肩がどうしても巻き型になってしまい巻き型になると腕の可動域が影響を受け腕が後ろに回しににくくなってしまいます。
五十肩の原因にもなってきます。
猫背になると見た目も良くないですし身体を動かす機能が制限されてしまうので動かせない分新陳代謝も落ちますし、スポーツでも走る事や泳ぐ事が重要になってくる競技に猫背の人はみかけませんよね。
猫背は先天性、遺伝、年齢を除いて1日や2日、1ヶ月や2ヶ月でなるものではありません。
その人の生活習慣、職業、家庭、癖などが至るところで結びついて少しずつなってしまっていると思います。