
「もう歳だから…」は本当?その不調、年齢のせいだけではありません。
「最近疲れやすいのは歳のせいかな」
「肩こりや腰痛は年齢的に仕方ない」
「寝ても疲れが取れないのは更年期だから」
整骨院で日々お話を伺っていると、こうした言葉を本当によく耳にします。
確かに、年齢を重ねれば身体は変化します。
筋力は少しずつ落ち、回復力も若い頃とは違います。
でも――
本当に“全部”年齢のせいでしょうか?
実は多くの場合、「歳のせい」と思っている不調の正体は
- 血流の低下
- 自律神経の乱れ
- 姿勢の崩れ
- 筋肉の使い方の偏り
こうした“整えれば改善できる要素”が積み重なっていることがほとんどなのです。
年齢は原因ではなく「きっかけ」にすぎない
例えば、40代後半から増える症状として
- 朝起きると身体がこわばっている
- 肩が重い
- 腰が抜けそうな感じがする
- 冷えやむくみがひどい
- イライラしやすい
- 寝つきが悪い
これらは「老化」よりも、「巡りの低下」が関係しているケースが非常に多いです。
東洋医学では、年齢とともに“気・血・水”の巡りが滞りやすくなると考えます。
つまり、問題は「歳を取ったこと」ではなく、「巡りが悪くなっていること」。
水が流れ続ければ澄んでいますが、止まると濁ります。
身体も同じです。
「歳だから仕方ない」は、実は一番もったいない言葉
「もう若くないし…」
この言葉が出た瞬間、身体は本当にその方向へ向かってしまいます。
なぜなら、
- 動かなくなる
- 諦める
- ケアをしなくなる
からです。
でも実際には、60代・70代でも元気な方はたくさんいらっしゃいます。
反対に、40代でもボロボロな方もいます。
違いは何でしょうか?
それは「整えているかどうか」です。
自律神経の乱れが“老けた不調”を作る
最近特に多いのが、自律神経の乱れによる不調です。
自律神経が乱れると
- 血流が悪くなる
- 内臓の働きが落ちる
- ホルモンバランスが崩れる
- 回復力が低下する
結果として「なんとなくずっとしんどい」という状態になります。
そしてこの状態を「歳のせい」と思ってしまうのです。
でも、自律神経は整えられます。
鍼灸や整体で身体の緊張を緩め、呼吸が深くなり、血流が良くなると
「え?まだこんなに動けるの?」
とご本人が一番驚かれます。
姿勢の崩れが“10年分”老けさせる
年齢とともに増えるのが、猫背や反り腰。
姿勢が崩れると
- 肩こり
- 首こり
- 頭痛
- 腰痛
- 膝痛
などが出やすくなります。
さらに怖いのは、姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、酸素不足になること。
呼吸が浅い → 疲れやすい → 動かない → さらに衰える
という負のループに入ります。
ですが、姿勢は改善できます。
骨盤や背骨のバランスを整え、筋肉の使い方を修正すれば
「姿勢が変わっただけで若く見える!」
と言われることも珍しくありません。
冷えは“老化のスイッチ”
40代以降で急増するのが「冷え」。
冷えは
- 血流低下
- 代謝低下
- 免疫低下
を引き起こします。
東洋医学では、冷えは万病の元と考えます。
お腹や足元を温めるだけでも
- 寝つきが良くなる
- むくみが減る
- 朝のだるさが軽くなる
といった変化が出ます。
お灸や温熱療法は、年齢による不調にとても相性が良い施術です。

「もう歳」ではなく「今が整えどき」
身体は、何歳からでも変わります。
大切なのは
“歳のせいにすること”ではなく
“今の状態を知ること”。
例えば陰陽五行の体質で見ると、
- 木タイプはストレスで不調が出やすい
- 火タイプは自律神経の乱れが出やすい
- 土タイプは胃腸に出やすい
- 金タイプは呼吸器や皮膚に出やすい
- 水タイプは冷えや腰に出やすい
「歳だから」ではなく、
「自分の体質だから、ここが弱りやすい」
と分かるだけで対策は変わります。
患者様からも
「そんなことまで分かるんですか?」
と驚かれることがよくあります。

年齢を重ねる=悪くなる、ではない
年齢を重ねることは、本来“円熟”です。
- 経験が増える
- 知恵が増える
- 人間的な深みが出る
身体も同じで、 正しくケアすれば「落ち着いた強さ」が出てきます。
逆に、ケアしなければ
「なんとなくずっと不調」になります。
年齢は言い訳ではありません。
“身体を見直すサイン”なのです。
こんな方は要注意⚠️
・毎年冬になると体調を崩す
・疲れが取れにくい
・昔よりイライラしやすい
・朝スッキリ起きられない
・湿布が手放せない
これらは老化ではなく、
「整えてほしい」という身体からのサインです。
最後に
「歳のせいだから仕方ない」
その一言で、自分の可能性を閉じてしまうのはもったいない。
身体は何歳からでも変わります。
整えれば、ちゃんと応えてくれます。
もし今、
「もう歳かな…」
と感じているなら、それは“終わり”ではなく
“整えどきの合図”です。
年齢を理由に諦めるのではなく、
年齢に合わせた整え方を始めてみませんか?
未来の自分は、今のケアで決まります。
そして何より――
「まだまだいけるやん、私」
そう思える身体を、一緒に作っていきましょう。



















