坐骨神経痛とは、何らかの理由で坐骨神経が圧迫され、腰や脚に痛みやしびれが出る症状の事を言います。
外科的な治療法として、
◯神経ブロック注射
◯薬物療法
◯理学療法、リハビリテーション
◯認知行動療法、リエゾン治療
などがあります。
症状を取り除いたり、改善するには良いのですが、根本的な解決にはならない事が多いです。
根本治療と対症治療の違い
根本治療とは、痛みを引き起こしている原因を分析して突き止め、原因を解決する事をいいます。対症治療については、症状を改善させる治療で、痛みやしびれを取る事に特化しています。言い換えれば、原因を治療するわけではないので、症状が繰り返す事があります。
鍼灸治療が効果あり?
身体の深い部分に原因がある事が多いので、鍼やお灸を使った施術がポピュラーです。神経の流れが悪くなっている原因を直接アプローチする事が出来るので、筋肉の緊張や神経への血流を改善するにはとても効果的な治療法です。
てぃだ整体整骨院で行なっている鍼灸治療を実際に紹介させていただきます。
70代男性。同じ姿勢を続けて取ることができず、歩くのもままならない状態で来院。左殿部から左ふくらはぎにかけてしびれと痛みあり。姿勢の歪みからも左腰や左脚に負担がかかっていたので、姿勢の歪みの矯正を行いました。左側にかかる負担を取り除き、神経根や坐骨神経に関わる筋肉への鍼灸治療でアプローチ。奥深くには、電極を使ったパルス治療を併用して施術していきました。毎日治療を続けて、毎回症状の改善が見られています。現在は、10mも歩けなかった状態から、50m歩けるようになり、同じ姿勢を続ける散髪も行けるようになりました。
まだ、症状は残りますが、治療を続ける事で改善してきています。
日常生活もままならない状態で、ブロック注射をしても効かなくなる事もあります。痛みが改善した状態で、より負担をかけるような事を続けてしまうと、より症状がきつくなる事もあります。
1人で悩まずに、どんな些細な事でもご相談してくださいね!