季節の変わり目にひどくなると言われている「喘息」。
実は、梅雨の時期にもひどくなる?
梅雨の時期は気候が不安定で、気温や気圧、湿度までが変化します。天候の変化は発作を引き起こすキッカケになるので、秋の次に発作が多くなると言われています。また、ダニやカビが繁殖しやすい環境があります。室温20度以上から勢いよく繁殖し始め、湿度60%以上となると、より繁殖が強まります。高温多湿の状況は、ダニの繁殖に好都合となり、ダニやダニの死骸、ダニの糞も発作を引き起こす原因になります。
ストレスが発作をひどくする
天気が悪い日が続くと、外出出来ない事や洗濯が溜まるなど、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまいます。湿度や気温が上がると不快指数も高くなり、発作がひどくなる傾向にあるようです。
梅雨時期の予防対策
○こまめな掃除
床はともかく3日に1回は掃除機をかけましょう。できれば毎日かける事が望ましいです。換気を心がける事も大切です。それでも改善しない場合は、目につかないところに注意を向けて欲しいです。例えば、エアコンの中。ここにダニやカビが潜んでいることは少なくないですが、気づかないと風に乗って散らばってしまいます。家具の裏などにホコリなどと一緒にダニの死骸が放置されている可能性があります。
○寝具の対策
週に一度でもいいので、ゆっくり時間をかけて掃除機をかけましょう。天気がいい日にはなるべく布団を干しましょう。雨の日でも乾燥機を使う事で対策する事が出来ます。
ぜんそくと合併しやすい病気
他のアレルギーが関連した病気、気管支と繋がっている鼻や副鼻腔の病気が合併しやすいといわれています。アレルギー性鼻炎との合併が多く、小児で約5割、成人で約6割の方が併発しています。ぜんそくでは下気道(気管、気管支)、アレルギー性鼻炎では上気道(鼻腔、咽頭など)の粘膜に炎症がおこっている状態です。
副鼻腔炎も合併症の一つです。蓄膿(ちくのう)といわれるもので、副鼻腔に炎症がおこり、鼻汁や痛みが現れる病気です。レントゲンでみると、ぜんそくの方の40~60%に副鼻腔の異常が見られるといわれています。特にアスピリンぜんそくでは、副鼻腔炎や鼻茸を合併している事が多い事が分かっています。
アトピー性皮膚炎は、乳幼児期に発症する事が多く、よくなったり、悪くなったりを繰り返しながら長期間続く皮膚炎で、症状はかゆみのある湿疹が中心で、アトピー型ぜんそくの方で多く合併がみられます。
ぜんそく発作に対処するツボをご紹介!
自律神経の緊張を緩ませ、気管支を広げる働きを目的とする「人迎」(じんげい)と「魚際」(ぎょさい)、自律神経を安定させる働きのある「労宮」(ろうきゅう)があります。
「人迎」
喉ぼとけから左右にそれぞれ指の幅2本文程度外側で、指をあてると脈を感じるところを押します。親指と人差し指をツボに当てて、首の中心へと呼吸が苦しくならない程度の軽めの力で押します。
「魚際」
手のひらの親指の付け根にあるふくらみの真ん中あたりで、親指の骨の下の端の外側のくぼみのあるところ。手首をつかむようにして、親指の腹をツボに当てて垂直に押したり、円を描くように強めに押し揉んで下さい。
「労宮」
手を握って中指と薬指の先端が手のひらにちょうど当たる中間の場所。中指の骨を手首の方へなぞっていくとくぼみがありますが、その少し小指側にツボがあります。手のひらを反対の手で挟むようにして、親指の腹をツボに当てて、指先の方へと骨を押し上げる感じでしっかり押します。
普段お持ちの病気も、梅雨の気温や気圧、湿度の変化によって、悪化してしまう事もあります。「雨だからしかたない」と簡単に済ましてしまうとそれまでですが、堺市西区のてぃだ整体整骨院では、自律神経の乱れの治療も行っておりますので、お気軽にご相談ください!
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