梅雨の時期には体調を崩される方が増えてきます。それは、なぜでしょうか?
その原因は、ズバリ
湿気!
です。長々と続く雨、気温も上がり、高温多湿な状態が長く続く事になります。
東洋医学では「湿邪」(しつじゃ)というものにより、体調が変化するといわれています。適度な湿度なら体をうるおしてくれます。皮膚や内臓、筋肉などをうるおし、身体の内や外から守ってくれます。しかし、過剰になると「湿邪」となり、様々な不調の原因となると考えられています。
重い、じめっとしているという特徴のある「湿邪」。水分代謝や血流、発汗など、流れている物の流れを鈍くしていしまいます。体の中の水の流れが悪くなり、それがだるさや頭痛、むくみの原因となるのです。
梅雨の症状の解消のカギは、体内の水の流れを良くすると言う事になります!
東洋医学では、三焦(さんしょう)という部分があり、全身に水を巡らせる通り道とされています。この三焦の働きが活発になれば、体の中野水の流れがよくなるわけです。その流れを良くするためのツボが、「陽池」と「内関」になります。
「陽池」(ようち)
手の甲側にあり、小指と薬指の間を手首方向に指を当てていき、手首の付け根あたりのくぼみのところにあります。三焦に繋がるツボで、水の流れをよくする働きがあります。

「内関」(ないかん)
手の平を広げた時に手首から指示にかけて縦に走る2本の筋の真ん中あたり、手首にある一番太いしわから肘に向かって指三本分下がった位置にあります。三焦と兄弟関係にある、「心包」(しんぽう)に繋がるツボになります。気や血の通り道に繋がるツボです。
水の流れの動力源となる肺を元気にするツボも効果があります。肺がくたびれると、水を運ぶエネルギーが弱まり、皮膚の状態も悪くなります。湿気が強くなる梅雨は空気中に水分が多くなる為、肺でのガス交換や皮膚呼吸もしにくくなり、肺の働きも鈍くなりがちです。

「経渠」(けいきょ)
手のひら側、親指側の手首の一番太いしわから肘に向かって指一本分の所にあります。ボコっと飛び出た骨のやや下あたりです。肺につながるツボになります。

「合谷」(ごうこく)
親指と人差し指の骨が交差するあたりのくぼみ部分、人差し指のやや骨側にあります。肺と兄弟関係の「大腸」(だいちょう)につながるツボになります。
ツボを押さえるコツは、親指で10秒じわーっと圧をかける事です。
「だるいな~」と感じた時に行っていきましょう。左右両方行うと効果的です。

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