こんにちは！てぃだ整体整骨院の知名です！
当院では、スポーツ外傷の患者様も多くおられます。その中で、「ジョギングしてると膝の外側が痛い」と言われる患者様が来られました。
それは、「ランナー膝」といわれるもので、腸脛靭帯という太ももの外側にある靭帯と膝の外側にある骨とが擦れることで炎症を起こしてしまう症状です。
足を曲げたり伸ばしたりという動きで、膝の外側で摩擦が起きてしまいます。腸脛靭帯というのは、骨盤の外側の出っ張りからすねの骨にかけて伸びている靭帯です。
大殿筋や中殿筋と呼ばれるお尻の筋肉や大腿筋膜張筋というズボンのポケットの位置にある筋肉と繋がっています。その為、ランナー膝と大きく関与しています。
原因としては、膝の過使用（走り過ぎ）が多く挙げられます。荷重や衝撃を支え、膝の曲げ伸ばしにも関与しますので、使いすぎると炎症が起きてしまいます。
しかし、同じように走っていてもランナー膝にならない方もおられます。それはなぜでしょう？
走り過ぎ以外の原因で考えられる事は、
・筋肉の柔軟性の低下
・シューズが合わない
・走る環境が悪い（でこぼこ道、アスファルトなど）
・足がО脚や足首が内側に入っているなどの骨格の異常
などです。
当院で来られた患者様は、足首が内側に入っていることと筋肉の柔軟性が低下している事が大きな原因でした。
お話を聞いていると、急激にスピードを上げた事もあり、負担が急増した事で痛みが出てしまった事も原因の一つです。
対策や予防法として、大きく挙げられるのは、「使用後のアイシング」「使用前後のストレッチ」「身体の歪みの改善」「走り方の改善」です。
体重のかかり方で負荷が変わりますし、筋肉の柔軟性が上がればケガも減ります。また、足の内側の筋肉を強化する事で、足の外側にかかる負担を軽減できるので、予防に繋がります。
症状がひどくなると、痛みで足を曲げる事が出来ずに歩く事も困難になります。(>_<)
走りたい！
だからこそ、痛み止めを飲んだり、湿布を貼るだけではなく、しっかりとしたメンテナンスをお勧めします！
「患者様より先に諦めません！」
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#ランナー膝 #スポーツ外傷
