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肘部管症候群について

2021.04.10

手のしびれや痛みなどでお困りのことはありませんか?首などを疑うことが多いと思いますが、そのほかの部分に原因があることもあります。代表的な病気として、「肘部管症候群」というものがあります。肘の内側には靭帯や骨でできたトンネルがあり、それを肘部管と言います。ここには上腕から尺骨神経とよばれる神経が指先に向かって通っており、主に手の小指側の動きや近くを司っています。肘部管症候群とは、この肘部管において尺骨神経が圧迫されたり、引っ張られたりして障害を受け、細かい手の動きが出来なくなったり、小指や薬指に痺れが出たりします。

どういう原因があるのか?

スポーツや仕事などで、肘を酷使する生活を続けてきた方はなりやすいと言われています。例えば、野球選手、特に投手に多く、ボールを投げることが多く、球種によっては肘を捻るような投げ方をするため、肘に対する負担がかかりやすいと言われています。また、大工など肘の曲げ伸ばしが多い職業などにも多く見られます。そのほかにも、加齢による肘の変形、肘部管にある靭帯やガングリオンでの圧迫など、さまざまな原因によって発症します。さらに、子供の頃に肘を骨折したり脱臼したりした経験がある方は、肘を伸ばした時に外や内側に反ってしまう変形を伴うことがあり、肘部管症候群を発症するリスクになると言われています。

どんな症状があるの?

初期には小指や薬指、小指側の手の側面にピリピリ、チクチクとした痺れを感じ、肘を曲げていると症状が増してくるのが特徴です。また、前腕部に痛みを感じることもあります。ちなみに薬指のしびれは尺骨神経が司る領域の関係で、小指側半分にしか出ません。症状が進むと、指の筋肉が衰え始め、指先の細かい動作が出来なくなってきます。同時に指を開けたり閉じたりといった動きもうまく出来なくなり、水をすくったときに指の間からこぼれてしまったりします。さらに進行して重症化すると、手の筋肉が痩せてしまい、手がかぎ爪のような形に変形したりします。

どういう検査をするの?

症状を見ることである程度の診断をすることはできますが、必要に応じて画像診断を行います。肘の内側を軽くたたいて小指と薬指の一部に痺れが出るかどうかを確認します。肘を曲げた時に痺れが増すかどうか、手の筋肉が萎縮していないかなどの特徴的な症状がみられるかをチェックします。

治療法は?

基本的には保存治療となります。肘にかかる負担を軽減し、安静にすることが重要になります。薬や安静での効果が見られない場合や、変形やガングリオンなどが原因の場合は圧迫の原因を取り除くために手術になることもあります。当院では、鍼灸治療により、筋肉の緊張を和らげ、尺骨神経を刺激する原因を取り除きます。安静にするため、負担を減らしていく為にテーピングなどを行うこともあります。

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