足底筋膜炎 | てぃだ整体整骨院ブログ│堺市西区│諏訪ノ森駅チカ

「足底筋膜炎」についてお話させていただきます。

足底筋膜とは、足の指の付け根から踵までついてる筋肉のことで、足の裏に膜のような薄い筋肉で、体重による荷重や繰り返しかかる負担で炎症が起き、筋膜に微小断裂を起こす事で痛みが出ます。

症状としては、踵の骨の内側に痛みを訴える方が多く、歩くときはもちろん、朝起きて立ちあがった時や動きだした時に痛みを訴える方が多くおられます。

症状がひどくなると、筋肉がついている踵の骨を剥離骨折してしまったり、踵の骨が変形してしまったりしてしまうことがあります。

立ち仕事や歩く仕事、足に負担がかかる仕事の方に多いのですが、一般的に扁平足といわれる方や外反母趾の方にもおられます。

それは、足の裏には「アーチ」と呼ばれる場所があり、体重を支え、負担を分散してくれる働きがあります。アーチの種類には、「横アーチ」「縦アーチ（内側）」「縦アーチ（外側）」の3つがあり、それぞれにどの辺りの荷重を支えるかという役割が分かれています。そのアーチが、疲労や変形により形がくずれると、支えがきかなくなり、荷重を分散できなくなり、直接筋膜へ負担がかかってしまいます。

その状態が続くと、筋肉が断裂し、炎症が起こり、「足底筋膜炎」になってしまいます。

当院では、まず炎症を抑える為に、身体の中に流れている電流に近い微弱電流を流して損傷部位の治癒を促進し、超音波で炎症反応を抑える治療をしていきます。

また、アイシングや周囲の筋肉のマッサージを行い、痛めている場所に掛かる負担を軽減できるように施術していきます。どうしても安静に出来ない方などは、テーピングや専用のクッションを使って保護しながら施術を進めていきます。

「最近歩く事が多いな～」という方は、ふくらはぎのストレッチや足の裏のマッサージで、「足底筋膜炎」を予防していきましょう！

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