私たちは、毎日の食事から生命の維持に必要なエネルギーを摂取しています。栄養素を体内に取り込み、エネルギーに換える役割を担う胃腸の健康がいかに重要かはいうまでもないでしょう。
体質的に胃腸の働きが弱い人だけでなく、ストレスや食生活の乱れによって胃腸の不調を訴える人が増えているのをご存知でしょうか?
胃腸の働きには自律神経が大きく関与している為、疲労や寝不足、寒さや暑さ、不安・悩みなどのストレスなどに大きく影響を受けてしまいます。気候や社会環境、年齢などの変化に対して敏感な臓器ということになります。
自律神経と胃腸の関係
自律神経とは、自分の意思とは関係なく、呼吸や心拍、消化などの機能をコントロールする働きがあります。活動的な時に働く「交感神経」と、リラックス時に働く「副交感神経」の2つがあります。通常は両方がバランスをとって健康が保たれています。しかし、日々の生活の中でどちらかが優位になり過ぎるとバランスが乱れてしまい、胃腸が正常に機能しなくなり、様々な不調をきたしてしまいます。特に、腸の動きは自律神経のバランスが重要で、崩れると下痢や便秘になりやすくなります。通常胃腸は、リラックス神経の「副交感神経」が優位に働くと動きが活発になり、逆に活動的な「交感神経」が優位に働くと動きは低下します。
交感神経が優位になり過ぎると・・・
ストレスや過労などにより交感神経が優位になり過ぎると、胃の働きが鈍くなり消化力が低下し、胃もたれを起こします。
副交感神経が優位になり過ぎると・・・
運動不足や不摂生なぢにより副交感神経が優位になり過ぎると、胃酸の分泌が過剰になり、胃の粘膜を荒らしてしまいます。
最近増えている胃腸の病気として、「過敏性腸症候群」が挙げられます。下痢や便秘を慢性的に繰り返し、ストレスなどが原因で引き起こされていると言われています。緊張するとお腹が痛くなる・・・といったことと似たような事です。
東洋医学と胃腸の病気
「気」は胃腸の働きで作られていると考えられています。生命活動を営むエネルギーで、西洋医学でいう免疫力にもあたります。「気」にもいろいろな種類がありますが、衰弱すると抵抗力も弱まり、外部からの病因の侵入を跳ね返す事が出来ずに病気になりやすくなります。なので、胃腸を健やかに保つ事は、免疫力を強くし、日々の健康を守る上でとても重要になるのです。
ストレスで胃腸の働きが低下している場合は、「気」を補うだけでなく、生活習慣を見直し、「気・血・水」のバランスを整える事で巡りを改善させることも大切です。
堺市西区のてぃだ整体整骨院では、症状だけでなく、問診などから根本的な原因を分析し治療にあたります。
東洋医学的アプローチも視野に入れ、沢山の方に元気になってもらえるように取り組んでいきます!
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