ストレッチしても緩まない太ももの筋肉を緩める方法とは? まず膝を曲げて内側の太ももの筋肉が張るようでしたら、膝を曲げる筋肉のハムストリングスの 中の半膜様筋と半腱様筋の停止部である鵞足(下肢の太い骨脛骨の膝の内側5センチ)あたりから 足の経絡の厥陰(けついん)肝経の経穴の膝関(しつかん)から曲泉(きょくせん)あたりを ゆっくり指圧してあげると筋肉の張りが柔らぎます。さらに曲線の少し横の足の経絡の 小陰腎経の経穴の陰谷(いんこく)も良いです。 膝を伸ばして太ももの外側が吊ったり、太ももの前面の膝の上の外側や内側が張っている ようでしたら、膝を伸ばす筋肉の大腿四頭筋が被さっっている大腿骨の遠位部の 外側上顆と内側上顆あたりを小さく回しながらさすってあげると良いでしょう。 経絡の経穴なら足の陽明胃経の犢鼻(とくび)あたりをじわ〜と指圧するのもよいと思います。 同じ足の陽明胃経の犢鼻より上の経穴の梁丘(りょうきゅう)陰市(いんし)あたりも良いです。 内側が張っているようでしたら足の太陰脾経の血海(けっかい)のあたりをじわ〜と指圧 もしくはさすってあげれば良いでしょう。あと同じ太陰脾経の陰陵泉(いんりょうせん) あたりをじわ〜と指圧してあげてください。 以上の筋肉や関節、ツボを指圧したり小さく回しながらさすってあげると膝の曲げ伸ばしで 張ったり吊ったりする事がなくなるでしょう。