患者様の声にお応えしたいと思いますが、今回は、「どういうストレッチをしたらいいか?」についてです!
当院では、治療に来られる時はもちろんですが、帰ってから次回来院されるまでの間の指導も行っています。
普段の生活の中で負担がかかっているからこそ、痛みなどの症状が出てくるのですが、同じ生活を続けるにあたって負担がかかり続ける事で、次回来院される時には症状が戻ってしまっているという事もあります。
その悩みを解決する為には負担がかからない様にすることもそうですが、負担がかかっている場所をストレッチや運動で柔らかい状態を保つことにあります。
一言でストレッチと言っても、種類も沢山あり、どのストレッチをしたらいいのか?また、このストレッチのやり方は正解なのか?という悩みから質問を多く受けます。
このストレッチをしたらいいという万能なストレッチがあるわけではないので、目的に合ったストレッチをする事が大切です。一人ひとりに合った、症状に合わせた、生活リズムに合ったストレッチやトレーニングなどの方法を指導させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
ただし、ストレッチに関しての注意点は同じです。ストレッチの方法があっていても、注意点を守らないと効果も出にくくなってしまいます。
①力を抜く
緊張した筋肉を伸ばす事で血流を改善し、緊張を緩和する事が出来ます。力が入るという事は緊張を助長している事になるので、ストレッチの効果は半減してしまいます。動きやすい服装で、広めのスペースを取ってリラックスした状態で行う事が望ましいです!
②呼吸を意識
伸ばす時には息を吐く事でより伸ばす事が出来ます。息を吸うと肩が上がったり、お腹が膨らむので、ストレッチをしにくい状態になります。また、呼吸を意識する事でリラックス効果にも繋がりますし、ストレッチをしているという意識を高める事で効果を高める事が出来ます。
③頑張らない
ストレッチは頑張らないのが鉄則です。ストレッチのポーズをする事が目的になってしまう方が多くおられます。例えば、足を伸ばして座り体を前に曲げて行う、長座体前屈というストレッチについては、つま先を触る事が目的になり、頑張ってつま先を触る為に全身に力をいれてストレッチを行っている事があります。筋肉が緊張し、ストレッチ本来の目的である伸ばすという事を行う事が出来ません。
このいくつかの注意点に気をつけて行う事で、効果のあるストレッチを行う事が出来ます。
ストレッチの方法や分からない事があれば、お気軽にご相談ください。
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