
冬にぎっくり腰が増える理由|陰陽五行から考える腰痛と鍼灸治療
「冬になると腰を痛めやすい」
「毎年この時期にぎっくり腰になる」
実はこれ、偶然ではありません。
東洋医学の陰陽五行の考え方から見ると、冬と腰痛、そしてぎっくり腰には深い関係があります。
冬は「腎」の季節|腰と深く関係する臓
陰陽五行では、季節と内臓は次のように対応しています。
- 春:肝(木)
- 夏:心(火)
- 長夏:脾(土)
- 秋:肺(金)
- 冬:腎(水)
冬は「腎」が最も影響を受けやすい季節です。
そしてこの腎は、腰・下半身・骨・関節と深く関係しています。
東洋医学では、 「腰は腎の府(腎の住まい)」 と言われるほど、腰と腎は切り離せない存在です。
そのため、冬に腎の働きが弱ると、腰が不安定になり、ぎっくり腰を起こしやすくなります。
冷え=「寒邪」が腰を直撃する
冬の腰痛の大きな原因は、**冷え(寒邪)**です。
寒さは体に入ると
- 血流を滞らせる
- 筋肉を収縮させる
- 関節の動きを悪くする
という特徴があります。
特に腰回りは、
✅冷えやすい
✅動きの要になる
✅負担が集中しやすい
ため、寒邪の影響を強く受けます。
冷えによって筋肉が固まり、血の巡りが悪くなった状態で、
「前かがみになる」
「立ち上がる」
「くしゃみをする」
といった何気ない動作をした瞬間、限界を超えて痛みが爆発します。
これが、冬に多いぎっくり腰の正体です。
陰陽のバランスが崩れた状態がぎっくり腰
東洋医学では、健康な状態とは陰と陽のバランスが取れている状態です。
しかし冬は
- 寒さ(陰)が強くなる
- 動く量が減り陽が不足する
ことで、体は「陰に傾きやすく」なります。
その結果、
✅血流が悪い
✅筋肉が固い
✅回復力が落ちている
状態となり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなるのです。
ぎっくり腰に鍼灸治療が合っている理由
ぎっくり腰のような急性腰痛は、
「とにかく揉めばいい」
「動かせば治る」
と思われがちですが、これは逆効果になることもあります。
陰陽五行の視点では、 乱れたバランスを整えることが最優先です。
鍼灸治療は
- 気血の巡りを整える
- 冷えによる滞りを改善する
- 腎の働きを助ける
といった作用があり、冬のぎっくり腰と非常に相性が良い治療法です。
鍼によって筋肉の深部にある緊張をゆるめ、 お灸で内側から温めることで、 腰回りの血流とエネルギーの巡りを回復させていきます。
無理に動かさず、身体が「治ろうとする力」を引き出す。
これが、鍼灸治療の大きな特徴です。
冬のぎっくり腰は「早めの養生」が大切
冬は腎を消耗しやすい季節です。
ぎっくり腰は、身体からの 「これ以上無理をしないで」 というサインでもあります。
違和感を我慢せず、早めに整えることで、 回復も早く、再発予防にもつながります。
❇️冷えが気になる
❇️朝、腰が固まりやすい
❇️毎年冬に腰を痛める
そんな方は、陰陽五行の視点から身体を整えてみませんか?
冬のぎっくり腰でお困りの際は、お気軽にご相談ください。



















