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湿度が身体に与える影響

2024.05.16

湿度が身体に与える影響(夏場)

高温多湿
高温多湿の場合、体内の熱を逃がそうとして汗が出ます、皮膚表面に汗が出ると気化がおこり汗が蒸発しますその時、熱を奪います。体温の上昇を防ぐ働きのため汗がでます。しかし、湿度が高いと汗は蒸発しにくくなり身体の熱を外に出にくくなり高温で多湿であると高温から身を守る冷却機能が働きにくくなり早く暑く感じるようになる

室内での快適温湿度
高温多湿の夏場では、室温25〜28℃で湿度50〜60%か理想的であり、乾燥しがちな冬場では室温18〜25℃で湿度40〜50%か最適です。夏場と冬場の外気温の体感温度を考えて変わります。

何度になったら、汗をかくかは人によって違うし身体を動かしでいる時と動かしてない時でも変わります。動かすと体温は上がります。体内の温度は平均すると36.5℃ぐらいですから、この温度を保てなくなる時に汗を出して身体の温度を下げる働きにでます。暑さを感じ汗が身体から出ているのを感じるでしょう。

高温多湿だと痒くなる
夏場の外気温からの体温上昇を防ぐため汗が出ますが高温多湿の場合、汗が蒸発しにくくなり汗の通り道や出口が詰まり汗が身体の外に排出されず周辺の組織を刺激してかゆみや炎症反応か起こるためです。

汗の成分による刺激
夏場、汗をかく事も増えて来てベタつきやニオイが気になってくる時期ですが汗による不快な症状の中でも代表的な物は肌のかゆみですよね。汗の成分には塩分やアンモニアが含まれておりかゆみの原因になります。皮膚表面で汗が乾いても塩分やアンモニアは蒸発せず皮膚表面に残るためシャワーや濡れたタオルで拭き取らないとかゆみの原因はなくなりません。

高湿度による自律神経の乱れ
自律神経は体温などを一定に保つ働き恒常性『ホメオスタシス』かありますが高温多湿や気圧の変化などで体温を一定に保てなくなると交感神経と副交感神経のバランスが崩れしまいます。
湿度が高くなる事で体内の水分が汗や尿として外に排出できずに体内溜まってしまい『身体がだるい、重い』『むくみ』『頭が痛む、思い感じがする』『めまい、立ちくらみ』『不眠』『悪心、嘔吐がある』の原因になります。

熱中症になりやすい湿度は?

室温28℃&湿度40〜60%か目安

夏場で気温が高くて雨が降ったり、やんですぐ晴れて来る時など要注意。湿度が65%を超えると熱中症への警戒が必要です。電気代が高いから、去年は我慢できた、暑いと思わない、などいろいろありますが、年々異常気象が続いており想定外の事が起こっています、エアコンの使用は控えない様にしましょう。熱中症にかかったら元も子もありません。

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