一言に肩の痛みと言ってもいろいろな種類や様々な原因があります。
堺市西区 整骨院 てぃだ整体整骨院が解説する肩の痛みについて
肩の痛みは、普段肩こりなどでよく感じる人も多いでしょう。しかし、場合によっては他の原因も考える必要があります。なかなか症状が変わらない、しびれや動かしづらい場合がある、痛みで腕や首などを動かす事ができないなどの症状が見られた場合はどういう事が考えられるでしょうか?
考えられる病気としては、骨や関節が原因の事が考えられます。主に以下のようなものが挙げられます。
○頚肩腕症候群
日常的にパソコン業務などを行う方によく見られ、首が回らない、肩が痛い、首がこる、腕がだるいなどの症状を主とする病気です。同じ腕の位置が長時間続く事によって神経や筋肉が疲労する事が原因として考えられています。
○頸椎症
首の骨を頸椎(けいつい)と言いますが、首は頸椎が連なって関節を作り構成されています。その骨と骨の間のクッションの役割をしている椎間板が加齢や負担によってつぶれてしまい、その結果痛みや動きが悪い、しびれなどの症状を引き起こします。神経の圧迫が悪化すると、手足や肩のしびれや痛み、動かしづらいという症状が現れます。
○頸椎椎間板ヘルニア
首の骨と骨の間にある椎間板が正しい位置からずれて飛び出してしまい、近くの神経を圧迫する病気です。圧迫により、首や肩の痛み、腕の痛みやしびれという症状が現れます。
○肩関節周囲炎
一般的には、四十肩・五十肩といわれるものです。肩の関節の周囲に炎症が起きるものを総称してよばれています。肩の痛みや動かしづらさに加え、結髪動作(髪の毛を結う動作。頭の後ろに手を回す)や結帯動作(帯を結う動作。腰の後ろに手を回す)が痛みにより動かしにくくなるといった事があります。また、夜間睡眠中に痛みで目が覚めるなども特徴的な症状の一つです。通称の通り、40代~60代の方に多く見られます。
○頸椎後縦靭帯骨化症
首の骨の後ろをはしる靭帯(後縦靭帯)が変性し、骨化してしまう病気です。神経を圧迫する事で肩や首の痛みといった症状を引き起こします。手足のしびれや細かい動きができなくなるなど多彩な症状が現れ、徐々に進行していく事が特徴です。
○胸郭出口症候群
首から出た神経は神経の束となり、腕へと向かいます。この腕へと繋がる神経が通るスペースには、太い血管や筋肉、骨が密集しているため、体格や構造によっては神経が締めつけられてしまい、首や肩、腕などにしびれが現れます。この状態を胸郭出口症候群といいます。
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