脱水症状について
2021.08.15
脱水症状とは、簡単に言うと体内の水分が足りない状態のことをです。脱水になると、口の渇きや身体のだるさ、立ち眩みなどの症状が出ることが多いです。皮膚や唇、舌の乾燥、微熱などが起こります。そのほかにも食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈なども出現することがあります。
脱水症状の原因とは?
脱水症状は、「水分補給の低下」か「たくさんの水分を失っている」かのどちらか、もしくは同時に発生することで起こります。高齢者の方は、特に水分摂取量の低下により脱水症状になっている方が多くおられます。口渇中枢の感受性低下により、のどの渇きに鈍感になり、水分補給が低下します。さらに、夜間のトイレを気にして水分の摂取を減らしたりする方もおられ、最終的に脱水に傾く方もおられます。たくさんの水分を失っている状態は、嘔吐や下痢などで起こることが多いです。
脱水になるとどうなるの?
軽度の脱水症では、普段より多量に汗をかく、喉が渇く、めまい、吐き気、ぼんやりする、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量減少などが見られます。中等度に近くなると汗は出なくなっていきます。
中等度の脱水症では、吐き気、全身脱力感、動きが鈍くなる、皮膚の紅潮化、易疲労性、感情鈍麻したりイライラしたり不安定になる、無関心になる、手足のふるえ、ふらつき、頭痛、体温上昇、脈拍と呼吸数の上昇、幻覚、めまい、言語不明瞭、精神錯乱などがあります。
重度の脱水症では、筋痙攣、失神、舌の膨張やしびれ、不眠、腎機能不全による尿量減少もしくは消失、飲み込み困難、皮膚乾燥または皮膚の感覚がなくなる、目の前が暗くなる、目がくぼむ、聴力損失などがみられるようになります。体液の20%を消失すると生命維持が難しくなり、死亡につながります。
脱水症の予防は?
一番はこまめな水分補給です。一度に多量に摂取しても十分に吸収されないので、少しずつこまめに水分補給をすることが大切です。また、キンキンに冷えたものは体には吸収されずに尿として体外に排出されてしまうため、人肌程度のぬるめの物をこまめに摂取することをお勧めします。喉が渇いたと思う前に水分補給をしてください。喉が渇いたと思った時点で脱水は始まっていると言われています。
一日に成人では2.5リットルの水分補給が必要だと言われています。そのため、食事からもこまめに摂取することが大事です。味噌汁などは、味噌の塩分も一緒に摂取することができるため、脱水症予防に適しているメニューといえます。
どういう時に起こりやすいの?
水分が失われると血液濃度が高くなり、いわゆる血液ドロドロ状態になってしまいます。これにより血行が悪くなると、体調不良だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などを誘発する可能性もあります。起こしやすい状況を事前に把握して、予防を心がけましょう。
〇スポーツ時
運動強度が上がるほど、体は汗の量を増やし体温調節が行われます。多い量の発汗は水分だけでなく、ミネラルも多く失ってしまいます。気温が高いときはもちろん、それほど気温が高くない状況、または屋内においての運動でも十分な水分がない状態での運動は注意が必要です。始める前には十分な水分補給を行い、運動前後の体重差が2%以内になるように心がけましょう。
〇日常生活
就寝時、入浴前後、飲酒のあとは特に体内で水分が少なくなりやすいです。濃い尿が出る場合、尿の量が少なくなっている場合は注意が必要です。また、飲酒時はアルコールを代謝するために水分が使われます。例えばビールを10本飲んだ場合、利尿作用により11本分の水分が排出されてしまいます。
喉が渇いてから飲むのではなく、こまめに補給することを心がけましょう。
脱水症状が起こったらどうするの?
脱水症状が現れたら、状態を重症化させないこと、脱水によって生じた症状を和らげることが大切です。ふらつきなどによる転倒にも注意しましょう。
①水分補給を促す
発汗、発熱を伴うときは、ナトリウムやカリウムなどの電解質の補給も行いましょう。市販の経口補水液は体への水分吸収が早く、電解質も含まれています。
②温度と湿度を調節する
高齢になるにつれて体の機能が低下し、温度変化を感じにくくなります。服装や寝具、空調などによる調節をこまめに行いましょう。また、高齢者は節約志向から冷房などを使わない場合もありますが、適度に室温をコントロールする習慣を意識しましょう。
③唇、口内、皮膚などの乾燥している部分の保湿
水分を補給するだけでなく、皮膚の乾燥によるかゆみ、かき過ぎによる傷を作らないようにするためにもリップクリームや保湿ジェルを使って保湿をしていきましょう。
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熱中症について
2021.08.15
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりし、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などの様々症状を引き起こす病気のことです。エアコンが普及し、室内での体温のコントロールが必要なくなることで、体の体温調節機能が衰えていることも原因の一つと言えるのではないでしょうか。
熱中症が起こりやすい場面とは?
炎天下に長時間、暑い中運動をしていたという場面を想像する方も多いと思いますが、実際はこうした場面ばかりではありません。実は、梅雨の合間に気温が上がった時など、体が暑さに慣れていない時期になりやすいものでもあります。不快指数が高い場面では熱中症が起こりやすいと言えます。
〇気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、照り返しが強い、急に暑くなった など
気温が低くても、湿度が高いと熱中症になる方もおられます。また、家の中でじっとしていても室温や湿度の高い場所では熱中症にかかることもあります。
熱中症の予防策とは?
なるべく直射日光を避け、日陰などを歩く。扇風機やエアコンで気温と湿度を調節する。服装は、外からの熱の吸収を抑え、体内の熱を放出する服装がおすすめです。素材では綿や麻などがいいです。熱がこもらないように襟や袖口が開いたデザインもおすすめです。薄着のほうが涼しいといえ、インナーを着たほうが、インナーとアウターの間に空気の層ができ、外からの熱気を遮断してくれるので、暑い中でもインナーを着ることで熱中症対策になります。また、水分補給も大切な予防策です。汗をかくのはもちろんですが、トイレにいくことでも水分を失っていることになるので、暑い日はより水分をこまめに補給することが大切です。アルコールやカフェインが多く含まれれている緑茶やコーヒーなどは、利尿作用があるので水分補給には適しません。
熱中症に負けない体づくり
ウォーキングやランニンなどの運動で汗をかく習慣を身につけることも大切ですが、冷え性などで普段から体が冷えていることも熱中症になりやすい原因であると言えます。汗をかきにくい、温度差がよりきつく感じる、熱を放出することができない、普段から冷え性対策も一緒に心がけることが大切です。
コロナの換気で冷え対策について
2020.12.30
コロナ予防の観点から換気をすることが推奨されています。寒い冬に換気はきついかもしれません。換気によって室温が低下し体が冷えると、日中のパフォーマンスの低下や夜の睡眠の質を悪くすることの原因になるかもしれません。しかし、換気をしない、また温かくする為に暖房をつけることで乾燥の原因にもつながります。
冷えの影響は睡眠にまで!
人間の体内時計は24時間より少し長い周期をもっており、その日の体温や血圧、ホルモンの分泌など、体の基本的な働きにも影響します。特に、一日の体温の変化と眠気には深い関係があり、手足から熱が放出されて体温が下がると眠気を感じます。通常、活動量が多い日中は体温が上昇し、体温が上がっている状態でベストなパフォーマンスが発揮しやすいことが分かっています。体温が下がっている所帯だと、活動量も少なくなり、睡眠の質の低下にもつながります。また、夜になると深部体温が下がることで眠くなり、朝方にかけて深部体温が上昇するのに伴い覚醒します。この自然なリズムが崩れ、夜になっても体温の低下を防ごうとして放熱が進まない状態になります。これがうまく作用しないと入眠の妨げとなり、睡眠の質の低下に繋がります。
ひざ掛けなどの防寒アイテムを常時携帯することで冷えを感じたら温めることをしていきましょう。大きな血管が通っている首や、体温が逃げやすい手首足首を保温することで効率的に全身を温めることが出来ます。当院では足湯を行っておりますが、全身が温まると施術の効果も高まります。
冷え対策として・・・
日中の冷えの状態をリセットするためにもお風呂が重要です。入浴は38℃~40℃のぬるめのお湯で15分~20分程度じっくりと全身浴をすることがお勧めです。熱すぎると体が緊張し眠りを遠ざけますし、低すぎると温まらないです。また、ぬるめの温度で入浴剤などを使用することで温浴効果が高まり、全身を温めることが出来ます。お風呂上りは体を冷やさないようにレッグウォーマーやひざ掛けなどを使って保温することをお勧めします。
効率のいい換気とは?
冷えの対策は万全に、しかし換気自体はしっかり出来ていますでしょうか?汚染物質を部屋の外にだしたり、薄めたりするためにも換気は行う必要があります。どうやって換気するのがいいのか?ということですが、簡単に出来る換気の方法として、窓を開けるという事があります。窓を開けて換気するときの時間と回数の目安は、1時間に5~10分程度と言われています。ただし、窓や部屋の大きさや、室内に浮遊している汚染物質の種類によって異なるため、一概には言えません。また、1時間に10分1回するよりも、1時間に5分2回行う方が換気の効率は高くなります。できるだけ回数を多く換気すると効果的になります。窓開けで換気をするときは空気の通り道を作ることが大事です。1か所の窓だけでなく、2か所の窓を開けることでっ空気の通り道ができて効率的な換気が出来ます。2つの窓は対角線上にあるとさらに効果的な換気となります。
免疫力を高める食事について
2020.12.22
免疫が正常に働いていればウイルスには感染しづらくなります。しかし、加齢やストレスによって免疫力は低下してしまいます。免疫力を高めるにはストレスを解消する、体温を高くする、適度な運動などの方法がありますが、特に毎日の食事は大切です。人の体は口から入ったものからでしか出来ていないのです。
食生活が乱れたり栄養が偏ったりしていると、いつの間にか免疫力が落ちてしまうことになります。ウイルスなどに感染しやすくなるので、注意が必要です。では、どのような食材が免疫力を高めるのでしょうか?
免疫力を高める食材は?
まずは、腸内環境を整える食材です。腸には免疫細胞の約70%が存在していると言われている器官で、体の免疫力も腸の状態で左右されるといっても過言ではありません。腸の働きを高めて、腸内環境を整えることが免疫力アップに繋がります。腸内にはたくさんの種類の細菌が生息しています。その数は100兆個以上とも言われています。この腸内細菌は善玉菌と悪玉菌に分けられますが、善玉菌には免疫細胞を活性化する作用があります。さらに免疫細胞と強直して、ウイルスと戦います。食生活の乱れなどで悪玉菌が増えると腸内環境が悪化し、免疫力も落ちてしまうのです。食物繊維は腸内になる善玉菌のエサになり、善玉菌を増やす作用があります。
食物繊維の多い食材は、①寒天②ひじき③あおさ④大豆⑤いりごま⑥おから⑦エシャレット⑧アーモンド⑨大麦⑩しそが挙げられます。
ヨーグルトやチーズ、納豆などの発酵食品も善玉菌を増やします。発酵食品は様々な原料が微生物の活動により発酵してできあがるもので、発酵食品自体に善玉菌が豊富に含まれるため、摂取することで腸内に善玉菌をたくさん取り入れることができます。
発酵食品として、①味噌②麹③酒粕④納豆⑤キムチ⑥ヨーグルト⑦甘酒⑧チーズ⑨ぬか漬けなどがあります。
ビタミンなどの栄養が取れる野菜も免疫力を高める上で必要なものとなります。ビタミンAやビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用があり、細胞を酸化させる活性酸素を減らします。また、ビタミンAには鼻やのどの粘膜を強化し、ウイルスの侵入を防ぐ効果もあります。さらに白血球の増加を促す作用があり、免疫力アップに役立つ成分です。ビタミンCは白血球の中に多くあり成分で、積極的に取ることで免疫細胞の働きを高めていることになります。ビタミンB1やビタミンB6は免疫機能の維持に欠かせない成分になります。
また、タンパク質も重要な栄養素となります。タンパク質は体の筋肉や臓器などを作る栄養素ですが、免疫細胞を作る成分でもあります。タンパク質が不足すると十分な量と質の免疫細胞が作られず、免疫力が低下してしまいます。体温の低下を招き、免疫力が下がる原因になるので不足には注意が必要です。
免疫力について
2020.12.12
コロナウイルスの影響で、最近では「免疫力」という言葉をよく耳にします。そもそも免疫って何?という方もおられるのではないでしょうか?
そもそも免疫力って何?
免疫とは、細菌やウイルスから体を守ってくれる防御システムです。免疫には、自然免疫と獲得免疫の2種類があります。自然免疫とは、体の中に細菌やウイルスといった病原体が侵入してきたとき、その侵入してきた病原体に対して抵抗できるように自分を守ってもらうものを作って攻撃をしていきます。この秒天体のことを「抗原」といい、それに対して抵抗するものを「抗体」といいます。このサイクルによって自然に免疫を獲得できることを自然免疫と言います。
一方、獲得免疫とは同じ種類の抗原がもう一度体内に侵入してきた場合に、すでに記憶されている免疫が活性化さ荒れて侵入してきた抗原を速やかに攻撃して追い払うことを言います。例えば、麻疹や風疹など一度かかると二度とかからないと言われる感染症については、この獲得免疫の働きによって感染しないのです。免疫細胞は主に骨髄と胸腺と呼ばれる部分で作られ、リンパにのって体内を循環しています。
免疫力が下がる原因とは?
免疫力が低下する原因は様々あります。低下しやすい方として、高齢者・乳幼児・妊婦になります
特に高齢者は加齢に伴い免疫細胞が低下したり、新しく作られた免疫細胞の機能が低下したりするため、免疫力が落ちます。また、強いストレスは自律神経のバランスを崩し、免疫力の低下につながると言われています。睡眠時間も同様に免疫力低下に繋がる原因とされており、睡眠時間によって風邪にかかりやすくなったりという調査結果も出ているほどです。他にも免疫力が低下する理由として、食生活の乱れや生活リズムの乱れ、疲労、運動不足、ストレス、喫煙、過度の飲酒などがあげられます。
また、がん治療による化学療法を受けている方や糖尿病、HIVなど免疫力を低下させる病気にかかっている場合も免疫力低下になってしまいます。
免疫力を高めるためには?
まずは、食生活を見直すことです。バランスのとれた食事を心がけることが重要ですが、免疫力が上がる成分として、ビタミンA・亜鉛・アルギニン・トンカットアリなどがあげられます。また、全粒穀物、緑茶、めかぶなどは免疫力を上げる食品と言われています。大腸・小腸には免疫細胞が多く存在していると言われ、体内の約50%の免疫細胞が存在していると言われています。そのため、腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維を多く含む食材を取るなどの生活習慣が大切です。
体温について
2020.05.16
体温とは、文字通り体の温度でありますが、平熱とはどのようなものでしょうか?
自分の平熱を知ることから始める
まずは、自分の平熱を知りましょう。平熱を知らないのに、37度を超えたとたんに「熱が出た」という方がおられます。平熱が37度の場合は、熱を測って37度でも発熱とはいいませんよね。
体温は、外気温や女性の場合は性周期などの様々な影響を受けて変化するものです。変化するものは、定期的に観測することが望ましいです。血圧でも同様ですが、朝起きた時、午前中、午後、夜の4回計測してみましょう。より正確に自分の体温を知ることが出来るでしょう。
1日のうちでも朝起きた時が最も低く、夕方が最も高いという事が調査からわかっています。食事の後や運動後、お風呂の後なども体温が上がりやすいので注意が必要です。
日本人の平均は、平熱が36.6度~37.2度の間と言われています。低体温症の方などは、これらよりも約1度低い方たちということになります。
低体温になるとどうなるのか?
極度なダイエット、ストレスや老化が原因で、熱の産生と放散のバランスが崩れたことによるものを言います。そのまま放っておくと、様々な病気を発症し、突然死の原因にもなりかねません。低体温症になるとどうなるのか。
血行不良、血圧上昇、消化不良、食欲不振、代謝の低下、体力の低下、意欲・集中力の低下、免疫力の低下など
このような症状が出てくることがあります。
正しい体温の測り方
みなさんは、体温計をどのように使って体温を測っているでしょうか?体温計の先の部分をわきに軽く挟んだだけで測定していませんか?
正しいはかり方は、
①体温計の先の部分を、斜め下から差し込んでわきの中心に当てる。(約30度くらいの傾き)
②しっかりとわきを締める。よりわきを締める為に手のひらを上に向けましょう。
③安静にする。
わきの中心に当てることが出来ると、より正確な体温を測ることが出来ます。離れていたり、角度が大きいと、実際より低く計測される場合があります。
体温を上げるポイント
低体温症になると体調を崩すことがお分かりになったと思います。では、実際に体温を上げるにはどのようなポイントに注意するべきか。食事や運動、鍼灸治療などで体温を上げることが出来ます。
食事は、根菜類を中心に取るように心がけることがポイントです。有名なのはショウガです。土の中で育つ野菜は、冬に旬を迎えるものが多く、ゆっくりと育ちます。太陽の力を十分にためた野菜だと言えます。しかし、ダイコンやゴボウは逆に体を冷やすとも言われます。生で食べると体を冷やすと言われていますので、調理法を工夫して頂くことで、体を健康に保つことが出来ます。
体温のはなし
2020.05.16
病院でのバイタルチェックなど、体調のバロメーターとしても知られている体温ですが、実は正しく知らない方も多いのではないでしょうか?
人の体温は変わらないの?
気温が暑くなれば手足や顔が赤くなり、汗をかきます。また、寒くなれば手足が冷たくなったり、ふるえたりします。
体が赤くなることで毛細血管が広がり、体内の熱を逃がしやすい状態になり、汗をかくことで体温を調節しています。また、寒くなると血管が縮むことで冷たくなり、体をふるわすことで筋肉を伸縮させ、体温を上げるように調節しています。
私たちの体は、こうして体温を一定に保つようにいつもコントロールしているのです。
体温を測る場所はどこがいいの?
体温は体の中心に近づくほど安定しています。体の末端や表面の温度は、季節や環境温の影響を強く受けます。一方、体の中心部に近いところの温度は、脳や心臓など大切な臓器の働きを保つために高く安定しています。この安定した体温を測ることが出来ればいいのですが、体の内部の温度なので日常的には測れません。
体に負担をかけずに簡単に検温できる場所として、わき、口、耳、直腸などの体の行面に近い場所が用いられています。測定する場所ごとに、必要な時間や方法が異なるため、得られる温度も異なります。平熱も部位により違う為、それぞれの平熱を知る必要があります。
場所ごとの測定にかかる時間
耳・・・約1秒
口・・・約5分
わき・・・約10分
直腸・・・約5分
平熱と発熱
人によって平熱は違うことがあります。日本人の7割くらいは体温が36.6℃から37.2℃の間と言われています。37℃で発熱と言われる方も多いかと思いますが、実は平熱であることがおおいと言われています。
しかし、平熱が低い人は、37℃でも発熱を疑うこともあります。感染症法では、37.5℃以上を「発熱」、38℃以上を「高熱」と分類しています。
体温のリズムとは?
平熱をはかるタイミングでも体温がかわるので、平熱は一つではありません。病気でなくても、運動していなくても、体温は上がったり下がったりします。
早朝は低く、夕方には高くなるリズムがあります。これを「概日リズム」といいます。1日の差はほぼ1℃以内が正常といわれています。
ですので、時間帯を決めての検温が大事にあっていきます。1日1回の検温で平熱と考えるのは適切ではありません。上記にあるように、1日の中でも体温は変動があります。
起床時、昼食前、夕方、就寝前というように、時間を決めて測ることが望ましいです。高齢者の場合は気温による影響を受けやすいので、季節による違いも平均をとっておくといいでしょう。